入塾のタイミングって?

2018年5月22日

保護者会などで、御兄弟のいらっしゃるご家庭の方から、「下の子はいつから入塾させようか?」などと御相談を頂くことがあります。中学受験をするならいつから塾の学習が必要か。中学受験をせずに高校で上位校を狙っていくなら中学に入ってからなのか、それとも出来るだけ早く始めるべきなのか。早いにこしたことはないのは判っているけど、どれくらいがリミットなのか???

ここでは、いくつかのパターンを挙げてみたいとおもいます。勿論、個人差のあることなので、あくまで参考程度とお考え下さい。

中学受験に向けて

中学受験を見据えていらっしゃる場合、出来るだけ早くからスタートするにこしたことはありません。2016年から、洛南学舎でも小学1・2年生のクラスもスタートしました。小学校低学年から少し背伸びした楽しい算数などに触れることで得られるメリットはかなり大きいと思われます。そして、洛南や洛星といった中学校を目指したいのであれば、遅くとも小学4年生位からは準備を始めたいものです。5・6年生から塾に通い出して結果を出せている子も少なからずいますが、あのレベルの入試問題としっかり向き合うにはやはり早めに取り組みを始めるにこしたことはありません。

中高一貫スーパー公立中学受験

人気の西京・洛北中学校ですが、「適性検査」という名前で検査を実施してこそいらっしゃいますが、近年の入試の傾向やレベルを見ていますと、実質はかなりしっかりとした入試であると言えます。準備として、普通の受験勉強は必要だと思います。「適性検査」という名前だから「作文と知能テスト的な検査」なんじゃないの?と思われがちですが、実質はそうではありません。ヒラメキ型の能力よりコツコツ積み重ねて築き上げた学力やグラフなどのデータを読み取る力などが試される、そういった入試問題になってきています。また、模擬試験の偏差値でも、同志社・立命館を少し上回るようになってきています。準備としては、遅くとも5年生くらいから準備をスタートしたいところです。

高校入試を見据えた中学受験

中学入試をしないで、高校入試を見据えた準備をしていくならばどうか。高校では全国区の洛南や堀川・嵯峨野・西京などのスーパー公立、それに続く桃山・鳥羽(2016春・鳥羽高校進学実績、東大1京大3阪大2神戸大4工芸繊維大8京都府立大9!)といった公立の上位校に行きたい、国公立大学進学に強い高校に行きたいならばいつ頃からどういった勉強を始めておくのが良いのか。お勧めは、洛南学舎の場合では5・6年生からのAコース入塾です。勿論、それ以前から入塾頂くメリットはとても大きいものがあります。洛南学舎では、小学部の算数の授業から積極的に方程式を取り入れるのも大きなポイントです。受験勉強に準ずるレベルの算数の学習や、国語の長文問題の取り組みなどを早い段階で経験しておくのは、その子にとっての学習のレベル、「あたりまえ」のラインを引き上げておくのにとても有効だと考えます。英語も英検の5級レベル、2年かけて頑張った子の中には4級レベルにまで達する子も出てきます。何事にも準備をして臨む、その姿勢はきっとどの中学に進学しても、その後役に立つこと間違いないでしょう。

また、洛南学舎では「飛び級」の対応もしています。早めにスタートして、1学年前倒しでクラス授業を受けている生徒も複数名在籍しています。私立の小学校に通っていて進度が合わない、特定の教科だけはかなり進んでいる、また逆に遅れている教科がある等の場合も、飛び級や個別指導とクラス授業を融合させた形など、その子に合った様々な提案をしています。

さいごに

色々と書いてはおりますが、基本的には思い立った時が始める時なのだと思います。

「今からやってみようかな、、、」その気持ちを応援します!抱えていらっしゃる不安などもひっくるめて遠慮なく御相談下さい。

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