≪高校入試≫ 京都の中学生が受ける模擬試験の選び方〜駿台・五ッ木・Vもし・五ッ木京都〜

2019年4月12日

中3生はいよいよ高校受験の準備・・・

4月からいよいよ中学三年生となった皆さんは、本格的に高校入試を意識し始める頃かと思います。
勿論、早くから意識を高く持って頑張っている中学生も沢山いますが、中3生になると、各学校の説明会に足を運んだり、入試関連のイベントに参加したり、学校でも進路指導が始まったり、今までに経験の無いことが沢山始まります。
そして、何よりも意識している高校と自分の成績・学力とのバランスを気にし始めることでしょう。
中学校の内申を重視した推薦の形で進学を考えている人もいるかもしれませんが、多くの高校(特に公立高校)は内申とテスト、つまり実力のバランスで勝負となります。
そこで学校の成績と別に、自分の本当の実力を知る為に≪模擬試験≫を受けていく必要があります。
模試で得点出来るような実力が無いと、中学校の成績がオール5でも手の届かない高校はいっぱいあるのです!

さて、中学生向けの模擬試験は年中通して様々な時期に開催されていますが、みなさんはどの模試を受験しますか?
「受験本番直前に一回だけ模試を受けたらOK?」「4月から受験直前まで、すべての模試を受けたほうがいいの??」
模試受験の申込みにはお金もかかりますし、なかなか判断が難しいところです…。

洛南学舎では生徒一人ひとりの実力に見合った模擬試験の受験をすすめております。
当塾でどのような中学生向け模擬試験をすすめているのか、ご紹介していきます。

洛南学舎のすすめる中学生向け模擬試験

一言に中学生用の模試といっても、全国レベルの公開会場実施の規模の大きなものから塾内実施の様なものまで様々です。
洛南学舎の中学部では、風通しの良い成績管理が出来る「外の会場に受けに行く模擬試験」をすすめています。
具体的には、駿台模試、五ッ木模試、大阪進研Vもし、五ッ木京都模試です。
以下それぞれの模試の特徴を説明をしていきたいと思います。


○ 駿台中学生テスト

https://www.sundai-net.jp/cgi-bin/moshi/index.php

当塾ではSクラスの生徒が受けている模試です。難関高校を対象とした全国模試では最大規模のものです。個人申し込みも可能です。
他の模試と比べると、かなり偏差値が低く出ます。これは、駿台模試を受験している受験生のレベルが高い事を意味します。 京都では、洛南高校、堀川高校探究学科群、嵯峨野高校こすもす科、西京高校エンタープライジング科などの合格判定をするならば、あまり易しい模試では的確な判定が出来ないので、駿台模試などの模試を受験する必要があると思います。

例えば、駿台模試で洛南学舎が目安とする偏差値
・洛南高校 空パラダイム、堀川探究学科群・・・60以上
・洛南高校 海パラダイム、嵯峨野こすもす科、西京エンタープライジング科・・・55以上

また、将来的に京都大学などの上位国公立大学や医学部を目指すならば、高校生の時にこの駿台模試を受ける必要が出てきます。本気でそういった大学進学を考えている人にとっては、今からこのレベルを知っておくことは大切なことです。
詳しくはこちら 駿台中学生テストセンター


○ 五ッ木の高校入試 模擬テスト会

https://www.itsuki-s.co.jp/kyoto/

京都ではあまりメジャーな模試ではないのですが、関西最大の公開会場模試です。個人申し込みも可能です。中1・中2も5教科で受験出来る模試です。出題形式は私立高校の入試問題に近く、記述問題も沢山出題されます。上位私立高校の説明会でも、五ッ木模擬テスト会の偏差値は参考に話されることが多いです。

例えば、五ッ木模擬テスト会で洛南学舎が目安とする偏差値
・大谷高校 マスターコース・・・61以上
・京都女子高校 Ⅱ類・・・57以上
詳しくはこちら 五ッ木模擬テスト会


○ 大阪進研 進研Vもし

http://www.o-shinken.co.jp/corporate/schedule.html

塾専用模試で、関西最大の模試です。基本は塾内実施の模試で、公開会場での受験は年2回しかありませんが、その内1回目(10月)は私立型、2回目(1月)は京都の公立中期型で出題されます。洛南学舎では公開会場で実施される回を希望者が受験しています。
合否判定において、五ッ木模擬テスト会の偏差値より2~3高い偏差値で判断するケースが多いです。
詳しくはこちら 大阪進研 進研Vもし


○ 五ッ木 京都模擬テスト会

https://www.itsuki-s.co.jp/kyoto/

最後に、京都の公立中学校からも受験申し込みを受け付ける五ッ木京都模擬テスト会です。出題形式が京都の公立高校中期選抜の形式に近く、5教科各40点満点、合計200点満点です。従来の北大路模試に相当します。6月の第一回から年明け1月の第六回まであり、入試直前の仕上げに受験する中3生も多い様です。京都の公立高校普通科(特に中期選抜)の判定に強い模試と言えるでしょう。
詳しくはこちら 五ッ木 京都模擬テスト会

最後に・・・

模擬試験が違えば、偏差値は大きく変わります。ですから、どの模試で偏差値がいくらなのかを的確に把握することが大切です。あくまで目安ですが、五ッ木 模擬テスト会で合格80%ライン偏差値65くらいとされている高校は、Vもしでは67くらい、五ッ木京都模試では70くらい、駿台模試だと50くらいと大きく変わってきます。
よくインターネットで「高校偏差値ランキング」といった記事を目にしますが、偏差値と一言で言ってもどの模試の数字なのかあまり分らない状態で自分の数字と比較するのは危険です。
また、駿台模試で偏差値60を超す高校を受験、となると五ッ木京都模試では偏差値80超え???となりますが、仮に満点を取っても80という偏差値はでそうそう出ないので、実質合否判定は出来ないということになります。志望する高校によって合否判定がより的確にできる模試があります。洛南学舎では各模擬試験の申し込みも受け付けています。どの模試を受けるべきか、進路相談を含め気軽にご相談ください。

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